自主防災・防災情報



宇治市における防災の基本的な考え方

災害が発生した際、できるだけ被害を小さく抑えるには、公的機関による取組み(公助)のほか、「自分の身は自分で守る」=自助、「自分たちの地域は自分たちで守る」=共助(互助)という心構えが大切です。

 

※暮らしに役立つ情報提供のための宇治市発行「宇治市くらしの便利帳 令和3年・4年【保存版】」にはハザードマップをはじめとした防災情報が掲載されています。


サウスヒルズ町内の住民が今できること

サウスヒルズ地域は、海・川から離れているため津波や浸水の危険は考えにくいです。注目しておくべき災害は、地震・台風・火災で、特に準備が必要なのは地震です。

 

1995年発生の阪神・淡路大震災の教訓を受けて、木造住宅の耐震基準は2000年に改正されました(新耐震)。

その後に建築されたサウスヒルズ町内の住宅については、倒壊の恐れが少ないと言われるので、自宅での在宅避難ができる準備をしましょう。(新耐震の建築なら、親戚・友人宅での在宅避難も有効な選択肢です)

※2016年熊本地震では、新耐震木造住宅の倒壊・大破が約6%で、それ以外は無傷か軽微(2016年9月発表)

1. 自助

自分の身は自分で守る

「自助」のひとつとして在宅避難を出来るよう、家の中に災害の備えを。

  • 家具の転倒防止
  • 水・食料・トイレ品の備蓄(最低でも家族の3日分)
  • 非常持出袋の備え 
  • ハザードマップの確認 
  • 家族で避難場所の申合せ

2. 共助

自分たちの地域は自分たちで守る

 

町内会加入と、親睦や防災のイベントに参加をお願いします。

甚大な災害時、一時避難・初期消火・安否確認・救護・食糧確保・避難所生活などあらゆるシーンで町内の人同士のつながりが重要となります。

3. 公助

公助だけに依存しない

 

万が一在宅避難ができない場合は、迷わず、御蔵山小学校へ避難しましょう。

ただし大地震の場合、指定避難所に市職員の到着(1日~数日)後に開設の可否を判断して、開設可能の結果が出た場合に利用できます。開設不可を想定して、自助・共助の備えが大切です。